2010年5月4日火曜日

Wizardry~生命の楔~(DS)

とりあえず「杖に封印されていた魔物」までは蹴散らしたけど、そこから先は今まで費やした時間よりも長い時間がかかりそうなので断念。ここまで来ると完全にWizとは呼べない次元だよなぁ。

で、新生代のWizardryってことなんだけど完全にWizardryという概念への挑戦状だよねぇ、このゲーム。なまじWizardryという看板を掲げているだけ派生ゲームよりたちが悪いというあたりも含めて。

言いたいことはいろいろあるけどいくつか。
・ダンジョンの中ではセーブどころか中断もできない!(携帯ゲーム機なのに)
・盗賊の罠解除が下手すぎ。レンジャーの方が上手い・・・(何度強制送還で町へ戻ったり、爆弾に吹き飛ばされたりしたことか)
・魔法使い役立たず(呪文効かないし効いてもダメージ小さすぎ、ついでにマロールがない!)
・識別がスキルでしかもぼったくり商店での鑑定料が安いのでビショップ出番なし(8レベル呪文も使えないしね!)
・連携技が意味ない(発動確率が低すぎる。3回くらいしか見たことない)
・Wizとは思えないダメージが乱れ飛ぶ(ケアルガケアルガってFFじゃないんだよっ)
・使えるスキルと使えないスキルに差がありすぎ(「警戒」なしでクリアできたやつは神)
・マロールがないので移動が死ぬほど面倒
・シナリオメンバーは途中まで転職できない(そもそもレベル20にならないと転職できない!)
・AC下げるよりレベル上げた方が攻撃を避けられる(というか後半はACほぼ意味なし。当たったら死ぬから)

まあ、新しいことに挑戦しようという意義は認めるんだけどバランスがついてきてないんだよねぇ。突き詰めていくと後衛は呪文全部覚えたレンジャー(エイミング要員)3人になっちゃうし・・・。
ストーリー性を高めるために固定キャラを大量に出してくるんだけど主人公の盗賊に至っては途中までパーティーから外すこともできないし。罠外すのが下手なので侍(一の太刀専業)を入れた方が戦力になるんだけど。

システム面についてはダンジョン内でセーブどころか中断もできないのが最悪だし、マロールないのは仕方ないとしてもイベントの都合で帰還呪文使えない階を設定してくれるなよ・・・。

総括としては「こんなの出すならファミコン版Wizardryを3作そのまま移植してください」ってところで。
でも次回作も買っちゃうんだろうなぁ。

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