ソニーからウォークマンの新モデルが発表されました。
Xシリーズからワンセグや無線LANといった不要機能を取っ払った感じ(ついでに最大容量が64GB化)のA940シリーズが登場したのは好感が持てますが、別のところに突っ込みたいです。
一時的にiPodを逆転したことが一部で話題になりましたが、そういう問題でない気がします。
ウォークマンには音楽データを転送するのに(今は)SonicStageというアプリが必要で、動画・写真はMediaManagerという別アプリがあるねじ曲がった構造がx-アプリの登場でようやく解消される運びになったのですが、また新アプリ登場ですか?OpenMGJukeboxから数えて何度名前が変わったのでしょうか。
日本では必死にキャンペーンを張った効果もあって何とかAppleに迫っていますが、世界を見ればボロ負けなのは明らかです。
なんで勝てないのかといえば、PC用ソフトウェアの差としか言いようがないでしょう。
最新のiTunesは初代iPodをサポートしますが、最新のウォークマン向けアプリがサポートするのは意外と最近のウォークマンだけです。
iPodの新製品と同時に新しいiTunesが配布されますが、ウォークマンの新製品と同時に新しいソフトは提供されません。挙げ句の果てに旧バージョンが付属します。
この辺、ハードウェアとソフトウェアのシナジー効果が薄いのが結果として大きな差になって返ってくるのではないでしょうか。
ついでに、新機能の歌詞表示についても有料なのは置いておくとして、PC上では表示不可、1回購入につき転送1回というのはユーザーをなめすぎではないでしょうか。買い換えすると買い直しってのはねぇ。
というわけで、相変わらず微妙なのでした。
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