2013年12月7日土曜日

kobo aura

発表日に予約して、発売前に楽天セールで値下げとか、別の店で買ったほうが特典が多かったとかいろいろありましたが、本日到着。

ざっと触った感触としては、glo持ってる人は無理して買わなくてもいいかな、といったところ。
主にgloとの比較で見てみます。

○な点:
・前面がフルフラットで操作しやすい。
・本体の質感が向上した。
・全反転の間隔で「章」が選択できるようになった。
・本の絞込みに「未読」ができた。

×な点:
・ディスプレイの各辺の淵にフロントライトの影ができる。
・本一覧画面でページを大きく移動するのが面倒になった。
・分解してmicroSD交換はたぶん無理。

フルフラットの筐体はいいですね。gloが特に段差が大きかっただけに感慨深いです。ただ、最近のスマホのように前面ガラスと表示部の間に隙間がない、ということはなくて、明確に奥にあります。
しかし、このせいでフロントライトの影ができてしまうようです。ここは残念。
サイズは、kindle paperwhite2と比べると縦が2cmほど短く、Reader T3Sと比べても縦は1cm短く、横が5mm長いという感じです。全体的にコンパクトにまとまっています。

本体の質感もプラスチックむき出しのtouchやmini、だいぶマシになったgloと比べても明らかに向上しています。kindle paperwhite2やReader T3Sと比べても高級感が感じられます。これを見た後だと、gloはおもちゃですね。ねじは見えないので、分解はたぶん無理です。残念!

どこにも詳しく書かれていなかった全反転の間隔も「10ページ」の上に「章」ができています。文章中心ならほとんど気になりません。メニュー表示後とかも全反転がなくなりました。
相変わらず全面絵の場合は毎ページ反転なのが玉に瑕でしょうか。Reader T3Sには劣りますが、kindle paperwhite2は越えています。

ライブラリに登録されている冊数が増えてくると、本棚に登録するのが面倒で管理が破綻しやすかったのですが、絞り込み条件に「未読」が追加されたので、「読書中」「読了」と合わせればすべてのパターンが表示できるようになりました。これならまだ開いていない本が探せそうです。
後、カバー表示にしたときの表示数が6冊から12冊に増えていて、実用性が向上しています。
また、リスト表示でも書籍タイトルの2行表示に対応したので、ローダンシリーズが詳細を見なくても何巻かわかるようになりました。
ただ、改悪と言えるのはリストのページ移動で、今まではスライダーを利用してジャンプできたのが、ページ数を指定する方式になりました。面倒です。300冊も入れてる俺が悪いのか・・・。

とまあ、いろいろありますが、gloを持っていて現状に満足している人が無理に買い換える必要はないですが、koboのハードユーザーにはなくてはならないですね。

追伸:
キャンペーンでついてきたスリープカバーは微妙に使いにくいです。コンパクトなauraの利点を殺しています。厚くなるし。
後、日本語の文章を読むのにカバーが左開きなのは使いにくいということに誰が気がついてくれないでしょうか。個人的には、縦書きでも横書きでもページめくりに不自由しない縦開き希望です。

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