正直、gloには戻れないですねー。
フラットパネルの持ちやすさと操作しやすさは段違いです。表面処理が変わったせいか、解像度が同じなのに文字が読みやすくなってますし。
先日も書きましたが、「本」で「未読」が選べるようになったのが一番大きいというのは変わりませんが。
で、PC Watchにレビューが出ているわけですが・・・。
ストア周りの不備(おすすめが適当すぎる)とか、画像の表示とか同意できる部分もあるのですが、全体的に見てこのレビュアーは日常的にkobo端末を使っていないと思います。ついでにkindleに毒されすぎていて検証不足です。
いくつか事例を挙げていきましょう。
もう1つ、従来のKoboシリーズから大きく変わった点がある。それは従来の“問答無用で全部ダウンロード”が廃止され、コンテンツの個別ダウンロードが可能になったことだ。
いや、これは4月にkobo miniを買った時点で解消されていたので、2月のバージョン2.4では直っていたはず。したがって、今年の半額だの4000円引きだのでばら撒かれたgloを買った人はほぼ体験していないでしょう。そもそも買ったばかりの人は普通何十冊も持ってないですよね?
あと、auraしか直ってないみたいに見えるのもいかんですね。
スワイプで明るさをゼロ(つまり消灯)にした状態と、本体上部のボタンでライト自体をオフにした状態の区別がつかない点も、改善してほしいところだ。
残念ことに2本指スワイプではフロントライトをオフにできないのですが・・・。gloの明るさ1パーセントとauraの明るさ1パーセントはまったく明るさが異なる(auraはぶっちゃけ本を読める明るさでない)ので、明るい環境では消灯したと勘違いすることもあるかもしれませんが。
ハードウェアのボタンでライトをオン・オフできるというのはkindleに対して有利な特徴だと思うのです。kindleはタッチパネル操作をしないとライトをつけられないので、つけっぱなしにしがちなんですよね。koboはボタンで切れるので明るさに応じてこまめにオン・オフできます。
ピンチイン・アウトと誤認識されることがあるのは確かなので、マルチタッチ機能をオフにできるといいですね。
Kobo glo以前の端末に見られた突然のフリーズが、本製品では明らかに減っている(皆無ではない)何を指して「フリーズ」と呼んでいるのかわかりませんが、描画漏れ(内部的にページは動いているけど画面が書き換わらない)は減ったけど確かにありますね。端末自体がフリーズするというのはglo時代を含めて1回も経験がないですけど。
端末自体のフリーズはkindle PW2の方がよほど多いです。リセット穴もないので電源ボタンを長押しして待つしかないのですし。その点koboはリセット穴があるのでいざというときは安心ですね。もちろん、ないのが一番です。
また、画面下部のにじみは、従来のKobo gloほどではないが、やはりある程度は目立つ。とくにページ下部については、横一直線に薄いグレーの帯が見えるので、テキストコンテンツを読んでいると気になることが多い。
そもそも輝度を最大にすると目潰しレベルに明るくなるのに最大輝度だけで語るのはどうかと思います。kindle PW2と比較してショボイということですが、実用レベルまで輝度を下げると明らかにkindle PW2の方が輝度のムラという点ではショボイです。auraは端っこだけで済んでるけど、kindle PW2はコンテンツにまで及んでしまっています。
以上、つっこんでみました。
というわけで、私の評価としては「gloから買い換えるほどではないが、touchやminiからはすぐに買い換えたほうが幸せになれる」ということで。
まあ、どうせ楽天なのでそのうち値引きクーポンとか出るでしょうからそれまで待つのも手ですね。
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